企業の技術開発に参考となる課題および当該課題を含むサンプル公報を抽出するプログラムを作成しました。
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本プログラムは、対象企業の公報群(以下、対象企業公報という。)の課題と、その他の企業の公報群(以下、全体公報という。)の課題とを比較し、対象企業公報に含まれていない課題を抽出することにより、対象企業公報の開発方向の参考となる技術を見つけようとするものです。
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このプログラムでは、88社から10年間程度の間に出願された公報を処理した「課題・対策data」の全公報を集めた全体公報としていますので、以下の「課題・対策data1」と「課題・対策data2」をダウンロードし、解凍後に一つのフォルダにまとめ、フォルダ名を「課題・対策data」に変更し、デスクトップ上に置いて利用して下さい。
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上記対象企業公報はファイル「分析対象課題・主要構成.xlsx」のシート「書誌・課題・新規要素・主要構成」にセットして下さい。
また、上記ファイル「分析対象課題・主要構成.xlsx」はpyhon本体が置かれている階層にフォルダ「課題・主要構成絞り込み結果」を作成し、このフォルダ「課題・主要構成絞り込み結果」内に置いて下さい。
なお、「課題・対策data」中の1社を対象企業公報として流用する場合は、ファイル名を「分析対象課題・主要構成.xlsx」に変更して下さい。
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本プログラムでは以下の「特定企業の新規課題抽出02.ipynb.zip」を使用しますが、pythonが実行できるようになってからダウンロードし、解凍し、python本体が置かれている階層に置いて下さい。
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上記「特定企業の新規課題抽出.ipynb.zip」をテスト中に、気付いたことがあり、別のプログラムを作成し、これも含めてどの方法が良いか確認することとしました。
具体的には、88社では多く出現されている課題であるのに、分析対象企業では未だ取り組んでいない課題があれば、これを開発のヒントにできるのではないかという視点です。
また、別の視点として、88社で最近増加傾向を示している課題は分析対象企業でも重要かもしれないので、この増加傾向の課題に注目して開発のヒントを得ようというものです。
作成したプログラムは、88社全体の公報に含まれていた課題と、分析対象企業の公報に含まれていた課題を、それぞれ年別に集計し、両者を比較し、注目すべき課題を見つけようというものです。
今回作成したプログラムでは88社全体の公報に含まれていた課題の年別集計表を先に作成しておき、再度作成しないようにしています(この作成には約30時間かかりました)。
88社全体の公報に含まれていた課題の年別集計表のデータは以下の圧縮データをダウンロードし、解凍して利用して下さい。
分析対象企業の公報に含まれていた課題の年別集計表を作成するには次のプログラムを使用します。解凍して利用して下さい
また、課題コードに課題の内容を付加するために、次の「課題code表.xlsx」も使用します。
上記「特定企業_課題コード年別集計01.ipynb」により分析対象の年別集計表を作成し、「課題code表.xlsx」を解凍しセットしたら、次のプログラムにより「課題コード年別集計比較表.xlsx」を作成します。
作成された「課題コード年別集計比較表.xlsx」のサンプルを以下に示します。
シート「課題コード年別集計表」

シート「絞り込み課題コード年別集計表」

シート「全公報増加・対象0評価」(88社全体では増加しているが、分析対象企業では出現していなかった課題の年別集計表)

シート「全公報多数・対象少数」(88社全体では多数だが、分析対象企業では少数の課題の年別集計表)