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商用データベースからダウンロードした特許公報データから特許出願動向の調査レポートをワンクリックで自動作成するプログラムです。
本ホームページからダウンロードしたフォルダ「出願動向調査data」内に特許公報データをコピー&ペーストし、テーマ名と調査目的を設定し、pythonを実行するだけで、100ページ(100程度の図表を含む)程度の調査レポートを自動作成できます。
※ 当方での作成時間は10分〜30分程度でしたが、notebookではこの4倍程度かかると思います。処理データ量は71,723件(トヨタ自動車株式会社)まで確認ずみです。
作成したプログラムはテーマ毎に異なり、次のプログラムを作成しました(まだ、バグがありそうですが、この段階で公開しておきます)。
・単一テーマ(例: 人工知能技術の特許出願動向)
「特許出願動向調査_singleV05.ipynb」
・複合テーマ(例: テレワーク、遠隔授業などの特許出 願動向)
「特許出願動向調査_multiV05.ipynb」
・特定出願人(例: DIC株式会社の特許出願動向)
「特定出願人動向調査V07.ipynb」
・グループ単位(例: 主要大学の特許出願動向)
「特許出願動向調査_groupV05.ipynb」
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上記のプログラム、公報データ、補助データなどは一つのフォルダにまとめ、動作するようにしているので、このフォルダ「出願動向調査data」を圧縮して公開します。
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以下、このフォルダ「出願動向調査data」が解凍されているものとして説明します。
まず、フォルダ「出願動向調査data」内にpython本体(またはコピー)を置きます。
次に、テーマ毎に次の手順でデータを用意し、プログラムを起動し、プログラム終了後に「report.docx」の内容を確認するという流れになります。
※ 薬剤関係のように公報データに外国出願人が多く含まれている場合、出願人の表記が不統一なことが多いので、「出願人名称変換表.xlsx」に修正データを追加して下さい。国内出願人の名寄せにも使用できるはずですが、まだ、試したことはありません。
具体的には、次のようになります。
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・単一テーマの場合は、テーマ名と調査目的を設定し、次のように処理します。
・・ダウンロードした特許公報データをCSV形式として保存した「分析公報data.csv」をコピー&ペーストする。

・・「テーマ設定データ」を開き、シート「テーマ名」のA2セルにテーマ名を書き込み、調査目的をシート「調査目的」をA2セル以下に書き込む。


・・pythonを起動し、「特許出願動向調査_singleV05.ipynb」を選択し、実行する。
・・プログラム終了後に「report.docx」の内容を確認する。

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・複合テーマの場合は、テーマ名と調査目的を設定し、更に、コードが付与されたサブテーマを設定します。
・・ダウンロードした特許公報データをEXCELL形式として保存した「subテーマ一括分析公報.xlsx」をコピー&ペーストする。
シートA

シートB

シートC

シートD

シートE

・・「テーマ設定データ」を開き、シート「テーマ名」のA2セルにテーマ名を書き込み、調査目的をシート「調査目的」をA2セル以下に書き込み、シート「subテーマ」にコードとサブテーマを書き込む。



・・pythonを起動し、「特許出願動向調査_multiV05.ipynb」を選択し、実行する。
・・プログラム終了後に「report.docx」の内容を確認する。

※ エラー(最終ステップの[*]が[ ]に変化)となった場合、まず、フォルダ「テーマ設定data.xlsx」のシート「subテーマ」が正ししく設定されているか確認してみてください。私はこれを見落として無駄な時間を費やしてしまいましたので 。
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・特定出願人の場合は、テーマ名と調査目的を設定します。
・・ダウンロードした特許公報データををCSV形式として保存した「分析公報data.csv」をコピー&ペーストする。

・・「テーマ設定データ」を開き、シート「テーマ名」のA2セルにテーマ名を書き込み、調査目的をシート「調査目的」をA2セル以下に書き込む。


・・pythonを起動し、「特定出願人動向調査V07.ipynb」を選択し、実行する。
・・プログラム終了後に「report.docx」の内容を確認する。

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・グループ単位の場合は、テーマ名と調査目的を設定し、更に、コードが付与されたグループ名称を設定します。
・・ダウンロードした特許公報データをEXCELL形式として保存した「subテーマ一括分析公報.xlsx」をコピー&ペーストする。
シートA

・・・
シートN

・・「テーマ設定データ」を開き、シート「テーマ名」のA2セルにテーマ名を書き込み、調査目的をシート「調査目的」をA2セル以下に書き込み、シート「subテーマ」にコードとグループ名称を書き込む。



・・pythonを起動し、「特許出願動向調査_groupV05.ipynb」を選択し、実行する。
・・プログラム終了後に「report.docx」の内容を確認する。

※ エラー(最終ステップの[*]が[ ]に変化)の場合は、フォルダ「テーマ設定data.xlsx」のシート「subテーマ」が正しいか確認してみてください。
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分析公報dataの形式は2通りあり、単一テーマと特定出願人の場合はCSV形式で、項目は次のとおり。
「公報番号、出願番号、発行日(公報)、発明等の名称、出願人・権利者、発明者、IPC、FI、Fターム、要約」
複合テーマとグループの場合はEXCELL形式で、項目は次のとおり。
※ コードの後に要約を追加しました。
「公報番号、出願番号、発行日(公報)、発明等の名称、出願人・権利者、発明者、IPC、FI、Fターム、コード、要約」
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上記4種のプログラムにより作成したレポートのサンプル(PDF)はフォルダ単位で圧縮して公開します(ただし、公報発行日が2022年10月9日以前の10年間程度のデータで作成したものです)。
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これらのプログラムは、同じ階層内にpython本体があるとして組まれているので、本ホームページからダウンロードしたフォルダ「出願動向調査data」にpython本体(またはコピー)を置いて使用して下さい。
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